ながはむ今年は何しよう?


 2024-2025年の年越しを迎えたのは、鎌倉の浄智寺にて。友人二人を連れて、鎌倉で大晦日を過ごすことにした。当初浄智寺で行われる「除夜の鐘つき」体験に参加するつもりだったが、我々が到着した23:50頃にはとっくに整理券受付を終了していた。用意された焚き火にあたりながら、「今年は酷な年だったね」と友人と話しながら新年を待った。

浄智寺は僕にとって思い出の地である。中2のときも来た。学校内の写生大会があったので、浄智寺の景色を描いた。するとその作品が金賞をとったのだ。当時尊敬していた学年主任の先生から直接賞状を受け取った思い出は、今なお人生で一番嬉しかった受賞経験だ。その作品がどこに行ったかはもう分からないが、賞状はまだ部屋に飾っている。こういう経験から、浄智寺は僕にとっての聖地。


今年は何しよう?

大まかに言えば今年は、堅実に自分と向き合う年にしたい。というのも、昨年は社会の波に翻弄されるばかりで気分的に沈みがちな一年だった。主な原因はネットの観すぎなので、自分という存在を立て直すためにもネットとの付き合い方を改めたい。そして昨年失敗に終わった知名度向上を新たなルートから再挑戦し、足跡を遺せるように頑張りたい。絵本がうまくいったら、最高だ。

僕は根っからのカーマニア。中でも専門はチューンドカーでもレーシングカーでもラリーカーでもなく、ベースグレードの大衆車やツーリングカーのような日常に馴染み深い車たち。今はホンダのクロスロードを所有していて、見た目も性能も問題無いしかなり気に入っている。だけど昨年は上記と同様の理由で、あまり愛車に寄り添うことができなかった。人生最初の愛車を粗末に扱うのは、自分で言うのもなんだがあまりに酷である。だから今年は去年一昨年以上に、ドライブの機会を増やしたいと思っている。地方のまだ知らない景色や文化に触れたり、家族や友人との付き合いをより良くするために、車を貢献させたい。

何度も書くが昨年はとにかく沈みがち。それに伴い人付き合いも減少した。心を健康に保つためには、社会的に有益な人付き合いが肝心だ。それはつまり、悪友と夜中動き回ったり都内の居酒屋で騒いだりすることではなく、信頼できる仲間と食事をしたり同好会のお茶会やワークショップに参加したりすることだ。お茶会は好きだ。中学時代気になってた女子が茶道部だったので。とにかく昨年はできなかったことを今年は目一杯やりたいと思っている。知的な会話は僕を覚醒状態に持ってってくれる良い日課なのだ。

社会への不快感や将来への不満など、不要なものを一方的に取り除くことは難しい。しかし有益な行為に意識を向けて集中し続けていれば、自然と不安要素は頭の中から消えていく。もちろん集中を怠ればぶり返してくるので、継続が重要だ。2025年はもう始まっているし、一切無駄にしたくない。今年は仕事もプライベートも、堅実に自分と向き合い向上することに努めよう。それが最終的には周囲や社会の役に立つかもしれないから。

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