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かたつむりくんの大きな第一歩 〜ながはむ、絵本作家への挑戦〜

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 気分がもやもやしていると何も手つかずになることが多い。人からの連絡や返事を待っている時がそうだ。あまりに待ちきれなくて他のことに集中できなくなり、大切な時間を無駄に過ごす羽目になるのは、改善の必要があると自分でも痛感している。 前に本で読んだが、メールの返事が頻繁に気になるのはスマホ依存症の可能性があるのだとか。確かに自覚している点はあるし、要改善すべきだとつくづく思っている。しかし世の中はなんでもスマホで出来るように構築されていて、そんなスマホ中心の社会はこれからも進行を強めるだろう。必要なことも退屈しのぎもすべてスマホに収まっている。だから社会に合わせるためにはスマホを見ざるを得ないし、退屈なときもスマホ頼りになってしまうのだ。この時代を誠実に生き抜くためには、必要な変化に手早く適応し、無駄な情報や流行からは目を背け、常に真実を見抜く五感を研ぎ澄ませることが肝心だと思う。 絵本が出ました 昨年の12月から制作を開始していた、僕の人生初の自作絵本作品 「かたつむりくんのかくれんぼ」 が YOMO絵本サイト 様より販売開始となった。作者の僕自身も完成品を購入したが、とても質の良い仕上がりとなっており満足している。厚みのあるカバーに発色の良い滑らかな光沢紙、まさにこれぞ絵本という感じ!自分が描いた作品がそんな光沢を帯びた形で印刷、製本化され、新品のビニールに包まれ製品化されていることに初めはこの上ない感動を覚えた。これは人生の大きな第一歩なのだと。 裏表紙をみるとその感動はさらに増した。なんと僕の描いた絵の横に、バーコードが表示されているではないか。自身の創作物が、正式に経済の流通に足を踏み入れた何よりの証しだ。かたつむりくんとバーコードくんがツーショットしているこの光景(裏表紙)は、これから先の人生においてもずっと印象に残り続けるだろう。この絵本は、僕のお守りだ。 当作品は主人公のかたつむりくんが展開する、かくれんぼをテーマにした全8問の問題を収録した乳児・幼児向けの知育絵本だ。制作にあたり「シンプルさ」を重視し、難易度もかなりやさしい設定で作ったつもり。ページごとにかたつむりくんの隠れているモチーフはジャンルが分かれており「もの」「色」「形」など、それぞれ別の括りで構成されたかくれんぼ問題が登場する。多様なテーマを浅く広く採用し、子どもたちの自律心を養う...